日経平均先物のトレーダーに伺った話です。
この方は国内大手証券会社から某外資系金融機関にヘッドハンティングされた達人であります。

投資スタイル

この方の投資スタイルは日経平均先物の短期売買(デイトレ〜数日、数週間)で、要点は以下

相場が動きだした瞬間に、動いた方向に飛び乗る
 → 1.そのままの方向に相場が動き続けた場合 → しばらく保有 or 買い(売り)増し
 → 2.相場が逆に行ってしまった場合 → 即損切り

以上、シンプルです。

シンプルなんですけど、肝心の「相場が動き出した」を何をもって判断するのか、損切り、利食いのタイミングはどうするのか。 それについては、「そいつは教えられんなー、フォッフォッフォ」という感じで詳細はよくわかりませんでした。まあメシの種ですからね。
話の端々からすると、基本的にはほとんどテクニカル分析で判断しているようです。

この投資法には弱点があって、もみ合い相場には弱いと自ら仰っていました。
もみ合いになると、買いだ!とエントリーしては損切り、売りだ!エントリーしては損切りと、往復ビンタでやられてしまいます。
しかし、相場が動くときには動いた方向に必ず乗っているのでそれで取り返せるのだそうです。

・印象に残った言葉
 「動きだした!と思ったらすぐに躊躇無く飛び乗れるかどうかがポイント。」
 「逆に行ったらすぐに損切りすること。」
 「ナンピン?ダメダメ。先物でナンピンなんてやったら死んじゃうよ。順張り順張り!」

これらは日経平均先物の話でしたが、他の値動きの激しい金融商品(オプション、カバードワラントなど)の取引にも通ずる話だと思います。 株にも応用できる考え方だと思います。

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