事例

資本金30,000千円のA社は、売上高が3年連続下落している。
特に当期は、売上高が大幅に減少し、経常損益の段階で40,000千円の大幅赤字となった。
担保資産の評価も年々低下しており、融資に慎重な金融機関の信用維持を目的として、5,000千円程度の経常利益にすることにした。

その方法は次の通りである。
A 売上を増やす 20,000千円  B 期末在庫を増やす 15,000千円
C 当期仕入を減らす 10,000千円   合計45,000千円

損益計算書の粉飾

損益計算書の粉飾

※法人税等の修正額はアバウトです。だいたいこのくらいということで。

目標の経常利益5,000千円に粉飾できました。次に貸借対照表も粉飾します。

貸借対照表の粉飾

貸借対照表の粉飾
※クリックで拡大(別ウインドウ)

これで貸借対照表も粉飾できました。ちゃんと「資産計 = 負債・資本計」となっています。

粉飾できたものの、どうやって売上を水増したり、在庫を調整したりするか。
そのあたりの手口の一部は次ページで。

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