ボリュームレシオ(VR)は計算方法が複数あって、本によって計算式が違うのですが、代表的なものは以下の2つです。
U=期間内の株価上昇日の出来高合計
D=期間内の株価下落日の出来高合計
S=期間内の株価変わらずの日の出来高合計
VR(1)=(U+S/2)÷(D+S/2)×100
指標値は0以上となり、上限はありません。上昇と下落が均衡しているとき(U=D)は100となります。
3点チャージ投資法ではこのVR(1)が使われています。
VR(2)=(U+S/2)÷(U+D+S)×100
指標値は0〜100の間に収まります。上下均衡しているときは50になります。
スクリーニングソフトがVR(2)で計算式を採用していると、全く違う結果になるので注意が必要です。
スクリーニングソフトがVR(2)で計算している場合、買いはVR30以下、
売りはVR70以上、とすると大体同じような結果が得られると思います。
これは明地文男氏の著書には書かれていません。個人的な見解です。